あれは1999年8月頃・・・
僕は上司のKさんに飲みに誘われました。
そして衝撃の話を聞かされる事になるんです。
Kさん:「孔明、実はオレ今度今度子会社の●●●に出向の辞令が出た。」
孔明:「ええっ!?本当ですか?」
Kさん:「10月から期の半ばでの異動だ。お前でも知ってると思うけど、
あの会社への出向辞令が出たら、会社を辞めろと言われているの
と一緒なんだ。」
孔明:「そんなこと無いっスよ。Kさんなら・・・。」
Kさん:「いいよ(笑)。
今まで勤続15年間。オレは誰よりも会社を愛し、
会社に尽くして来たと自負してきた。
けれども皮肉なもんだな。
こうなってはオレにもう先は無いよ。
今まで短い間だったけど、
孔明と一緒に仕事ができて楽しかったぞ。」
孔明:「・・・(涙)」
Kさんは、
会社の成長期に一線で活躍し続けた勤続15年の営業マン。
Kさんは僕に、
社会人としての、
営業としての、
イロハを叩き込んでくれた人。
厳しい中にもやさしさがあり、
僕が大好きな上司の一人でした。
その晩僕達は、
飲み屋とキャバクラ・・・
合計3軒はしごして飲み明かしました。
Kさんは、
今までのサラリーマンとして辛かったこと。
楽しかったこと。
明るく元気に振舞って、
色々な事を話してくれました。
時折声を詰まらせることもありましたが・・・。
Kさんには子供が3人いました。
一番上の子は小学生、
養育費がかかるのはこれからが本番。
新築の家を購入したばかり、
家のローンも抱えてしまっています。
本社待遇の給与なら、
なんとか問題の無い環境でしたが、
その子会社に出向になってしまうと、
月の給料は激減。
更には未来ある出向先ならばまだまよかったのですが、
その出向先は、
リストラ対象者の出向先と名高い所。
そこの出向先から復活した人は一人もいない
とさえ言われていた会社だったのです。
僕はそれから数日間、
何でKさんがリストラの対象になってしまうのか、
考え込んでしまいました。
なぜなら、
僕から見たKさんは営業としての鏡。
お客様からの信頼も高く、
仕事もきちんとこなす人でしたので・・・。
結局、僕自身、
リストラされる理由を見つける事ができませんでした。
Kさんが、
今何をやっているのか、
僕は知りません・・・。
後から知った事なんですが、
実はその年、
会社内の企業内改革が本格的に始まり、
中途採用者と若手をどんどん活躍させる体制に変えていく為の
転換の年だったんです。
だから中堅以上の社員は、
はどんどんとリストラされていく事になっ
ていったんですね。
もちろん、
それには「派閥」というものが大きく関わって・・・。
その3年後には、
会社内の3分の一の人間が入れ替わりました・・・。
株主にってみれば、
これは良いお知らせだったことでしょう。
けれども、
従来から会社に忠誠を誓って勤務していた社員達にとっては、
たまったもんじゃありません。
・・・明日は我が身。
今勤務している社員達も、
いつこのように会社の命令により、
自分の望んでいない状況におかれてしまうのか・・・。
そこには何の保障もありません。
僕は入社以来、
続けざまにこの様な「現実」を目の当たりにしてしまい、
サラリーマンとしてい続ける事の恐ろしに、
嫌でも気づかされてしまったんです。
この「現実」が日常として身の回りに
起こっていることだということを・・・。
▼サラリーマンって一体何?
それまでの僕は、
サラリーマンとして成功者になる事のみを考え、
毎日会社の仕事のみに情熱を燃やしていました。
その燃え方は半端なものではありませんでした。
朝から晩まで、
いかにサラリーマンとして成功する事ができるかのみを
真剣に考えていたのです。
スポーツ推薦上がりの僕は、
これまで受験勉強をしてこなかった・・・
という劣等感を補う為に、
上司や先輩から教わった事はすべてメモに取りました。
そして自分が良いと思った事はとことん実行してみました。
実行してみて、
良いと思ったことは全て
自分のものとして吸収するべく努力していました。
全てはサラリーマンとして成功するため。
・・・まあ、もともと頭の良いタイプじゃないんで、
力みすぎて空回りの結果になってしまうことが、
ほとんどでしたが・・・(苦笑)。
それでも、
その時置かれていた状態に、
僕自身、勝手に満足もしていました。
けれども1999年、
僕の直属の上司Kさんがリストラに合い、
それを間の当たりにしてしまった瞬間。
僕の中で何かが
「プツッ」とはじけ飛んでしまったんです。
あれっ!?
サラリーマンになるって事は
成功と安定を手にした事じゃなかったの?
良い成績をとって、良い大学に通い、良い会社に入れば、
安定と幸せを手に入れられると教わっていたのに・・・。
一生懸命がんばれば必ず成功する事ができる。
「サラリーマンとして、
私の様に毎日心がけて仕事をしていれば必ず成功できる。」
って僕に教えてくれていた上司が
あっさりとリストラされてしまった。
これって一体どういう事なの?
入社間もなかった僕には、
目の前で起こってしまったこのリストラという事実を
受け止めるには余りにも幼すぎました。
それからしばらくの間、
ショックで考え込むようになってしまったんです。
Kさんが駄目なサラリーマンだっただけなのか?
いや。決してそんな事はない。
上司に媚を売るのは苦手なタイプではあるものの、
仕事自体はきっちり、
計画を立ててその計画通りにできる人だ。
僕自身がKさんと同じ年齢になった時、
Kさん以上の人材になれるという自信も無い。
という事は僕もKさん位の年齢になった時、
リストラされる可能性が高いのではないか。
では、
もっと偉く(出世する事)なればいいんじゃないか?
偉くなったからといって、
創業者じゃない場合は全員サラリーマン。
社長だって、専務だって、常務だって結果を出せなければ、
人間関係がうまくいかなければ、
もしくはそのほか色んな理由で
簡単にリストラされてしまう。
という事は、
サラリーマンとして成功する。=(イコール)偉くなった
からといってリストラされないというわけではない。
常にリストラの危険がつきまとっている。
サラリーマンって一体何なの!?
・・・こう深く悩む様になってしまったんです。
自分が信じていたものが音も無く崩れ去ってしまう。
人ってそんな現実をなかなか理解できないものです。
「天が回っている」・・・と巷で信じられている時に、
「地球が回っている」と誰かが言っていても、
中々信じられない様に・・・。
▼不安と恐怖のどん底に
サラリーマンって一体何なの!?
こう考え初めてしまった瞬間から当時の僕は、
連鎖的にどんどんネガティブ思考へと
陥っていってしまったんです。
サラリーマンは他人に雇われている。
言い換えれば、
サラリーマンはただ単に、
自分の能力を会社やオーナーに借りてもらっているだけ。
あくまでも借りてもらっているのであって、
買ってもらったのではない。
自分の能力が会社やオーナーが欲しているものと
異なってしまった時、
会社は自分を借りてくれなくなってしまう。
自分を借りてくれるという契約が破棄されてしまう。
この契約が破棄されてしまう事が「リストラ」なのだ。
そう考えてしまうとリストラが行われてしまうのは、
一方的に会社やオーナーが悪いわけでもない。
サラリーマン個人が悪いわけでもない。
お互いの条件が単に一致しなくなって
しまっただけだとも考えられる。
そして、
この「リストラ」は会社が増収増益で大きくなろうが、
赤字転落で縮小されようが、
その時の会社やオーナーの目的が変わる事によって
必ず起こりうる事だ。
目的が変わった時点で、
自分が提供できる能力と、
会社やオーナーが欲する事の
間にずれが生じてしまった場合、
自分は「リストラ」されてしまう。
これは会社の持ち主であるオーナーでない限り、
たとえ社長でも、専務でも、常務でも部長でも全く同じ状態にいる。
いつでもリストラされてしまう恐れがある。
僕は、
上司のKさんがリストラに遭ってしまった事をきっかけに、
これまで歩み続けようと決意していた
サラリーマンの道というものを改めて考えた結果。
多くの事に気づき始めてしまったんです。
そして・・・、
若い時にリストラされる分には
まだ修正がきくから良いけど
30歳後半以降になってリストラされたらシャレにならないなあ・・・。
リストラされたら、
再就職先を見つけないとならないのか。
面接で何って言うんだろ俺。
「前の会社はリストラされました。
けれども御社で心機一転がんばりたいと思いたいでありマス。」
て言ってみたら逆にうけて雇って貰えるかなあ・・・。
あっ。起業するっていう手もあるか・・・。
でも、年とってどんどんと頭働かなくなって、
体力もなくなってくる頃だろうから、
その時何かをやったろうって気になれるかが不安だなあ・・・。
おっと、
そう考えるとリストラじゃなくても、
何か病気にかかったり、
大怪我して働けなくなったりしたら終わりじゃないか・・・。
自ら働けません宣言しなくちゃいけなくなるんだよな・・その場合・・・。
僕たちサラリーマンは、
会社が決めた、この日数とこの時間内は
必ず働きなさいっていう規則に従って働いている。
だからその時間に働けないって事は、
自ら「会社にいる事は出来ません。団体行動が出来ません。」
って言ってるのと一緒。
そりゃ会社辞めなきゃなんないだろうな・・・。
生きてるだけでお金がかかるよなあ・・・。
住居費に光熱費、食費・・・。
今は給料収入だから
毎月いくら貰えますって分かるからいいけど、
会社辞める羽目になって
給料収入が止まっちゃったらまずいよなあ・・・。
お金を使う事だけは毎月しなくちゃいけないけど、
お金安定して貰えなくなっちゃったら、
人生破産って事だよなあ・・・。
今度結婚するから、
30後半時点では上手くいけば子供もできているだろうし
(1999年当時では既に妻と結婚する事が決まっていました)、
育てなきゃならないのに、
収入がなくなったらシャレにならない・・・。
・・・。
・・・。
一体誰だ!
僕に「サラリーマンは安全だからサラリーマンになりなさい」
って教えたのは!!全然安全でも何でもないじゃないか!!
サラリーマンなんて
いっつも崖っぷちを歩いてるようなもんじゃないか!!!
一度ネガティブな思考に陥ると、
不のスパイラルでどんどんとサラリーマンという立場に対して
のマイナス思考が湧き起こってきてしまうんです。
上司のKさんがリストラされた事に対する怒りも重なり、
これまで周りのみんなが、
「サラリーマンになれ」と言い続けてきた事や、
いろんな事に対して怒りの気持ちが沸き起こってきてしまうんです。
そして僕は、
スーパーネガティブ人間へと陥ってしまったんです。
それまではどちらかというと
自分自身ではスーパーポジティブな人間だと勝手に思い込んで、
それを誇りの様にさえ思っていましたが、
あっさりとスーパーネガティブへと転落です・・・。
▼洗脳にかかっていた
スーパーネガティブな思考に陥った事で、
僕は気づいてしまいました。
僕は今まで洗脳にかかっていたのだという事を・・・。
僕だけでなく、
世の中のサラリーマン達は皆、
洗脳にかかってしまっているのだという事を・・・。
沢山勉強すれば良い高校と大学に行く事ができる。
良い高校と大学を卒業すれば良い会社に入る事ができ、
立派なサラリーマンになれる。
そして安定した生活を手にする事ができる。
僕はこの教えが、
決して正しい事ではないと
気が付いてしまったんです。
これらは全て洗脳だったという事に
気が付いてしまったのです。
沢山勉強すれば良い高校と大学に行く事ができる・・・
これは確かに合っています。
その通り。事実です。
良い高校と大学に行けば、
良い会社に入り立派なサラリーマンになれる・・・
これもある意味結果論として事実とも言える。
けれども、
安定した生活を手にする事ができる・・・これが間違っていたんです。
この多くの人々が幼い頃からの目標としている終着点自体に、
大きな落とし穴があるのだと、
僕は気づいてしまったんです。
この終着点は、
安定した生活を手に入れられるものではなかったんです。
体と頭が動かなくなるまで
人に雇われて働き続けなければならないという終着点だったんです。
他人を蹴落としてでも、
自分は生き残り雇われ続け働き続けなさいという終着点だったんです。
毎日オーナーや上司の顔色を伺いながら
働き続けなさいという終着点だったんです。
リストラや健康上の都合等で
働けなくなる事に怯えながら毎日を
送らなければならない終着点だったんです。
家庭や私生活を犠牲にしてでも、
雇われ続け働き続けなさいという終着点だったんです。
お金に関しての真理を考える事を
やめなさいという終着点だったんです。
お金を自分の為に生み出す事を考えるのは
辞めなさいという終着点だったんです。
お金持ちになる事はあきらめなさい
という終着点だったんです。
優秀で従順な奴隷となってしまう終着点だったんです。
沢山勉強すれば良い高校と大学に行く事ができる。
良い高校と大学に行けば良い会社に入る事ができ、
立派なサラリーマンになれる。
そして安定した生活を手にする事ができる。
これらは全て経済社会が作り上げた洗脳活動たったんです。
優秀で従順な奴隷を育てあげる為の
洗脳活動だったのです。
国が経済的に強くなる為には、
沢山の優秀で従順な奴隷が必要になります。
その為に行われている
国を挙げた洗脳活動だったんです。
僕はその事に気が付いてしまったのです。
僕はそんな奴隷の一人でしかないんだという事を・・・。
それに気が付いてしまった瞬間から
僕にかかっていた洗脳は徐々に解け始めたんです。
禁断の現役サラリーマン 真田孔明
追伸
禁断の果実・・・副業を成功させるために本当に必要なこと。
それは、
何のために副業を成功させなければならないのかという理由。
その理由が、
想いと共に強くなればなるほど、
灼熱のモチベーションと共に
あなたを突き動かすのです。
だから、
僕の想いをあなたに公開します。
僕の想いは、
あくまでも僕なりの想いでしかないですけど、
それがあなたなりの想いにたどり着く
きっかけになってくれればという願いを込めて。
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※アフィリエイト応援の依頼は一切受け付けません。
※このメルマガでは僕の考え・持つ手法を
自由かつ一方的にお話させて頂きます。
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【ザックバラン】
今ネットビジネス界の中には、
サラリーマンを卒業し、
すでに独立してしまっている人が多いですけど、
僕はまだまだ現役サラリーマン。
卒業できないまま、
日々会社から課されるミッションやプレッシャーに
板ばさみになってもがいてる現役サラリーマンです(照)。
現役サラリーマンゆえ、
時間的な制約があるんで、
メルマガ発行さえままならないことがあるけど、
同じ想いを抱いているあなたに向け、
現役サラリーマンが発行する副業メルマガとして、
何とか発行続けて行きたいなと思います♪
今日、これから上海に行きます。